思春期のあなたへ贈る心の手紙

「自分を大切にする生き方」の
〜はじめの一歩〜

「自分なんて、生まれてこなければよかった…」

そんなふうに感じることが、
誰にでも一度はあるのかもしれません。

とくに思春期には、
学校や家庭、友だちとの関係のなかで、
自分の居場所を見失いそうになる時があります。

先日、高校生の女の子から、
こんな相談を受けました。

友達にLINEを送ったのに、
既読がついても返事がこなくて…

「何か気まずいこと言っちゃったのかな?」
って考えてしまうんです。

夜になってもそのことが
頭から離れないんです。

何度もスマホを開いては、
「まだ返信がこない…」
と落ち着かないまま朝を迎えました。

友達に悩みを打ち明けても、
「あんたは真面目すぎだよ!気にしすぎ!」
と軽く流されてしまいました。

笑ってごまかしたけれど、
心の中ではずっとモヤモヤ…

「こんな自分が嫌だな」と、
どんどん自分を責めてしまいます。

彼女は何気ない一言や、ふとした沈黙さえも、

「自分はここにいていいのかな」
「こんな自分はダメなのかな」

と、不安でいっぱいになってしまうそうです。

私自身、これまで多くの思春期の子どもや、
その親御さんとカウンセリングで
向き合ってきました。

そこで本当によく耳にするのが、

「自分のことが好きになれない」
「みんなに迷惑をかけてないか気になる」
「どうして生きているのかわからない」

カウンセリングの現場でも、
こうした苦しさを語ってくれる子どもたちが
たくさんいます。

親や先生、大人たちは
「大丈夫だよ」と優しく声をかけてくれるけど、
なぜか心には響いてこない。

SNSを見れば、
楽しそうな友達や
成功している人がたくさんいる。

そのたびに
「自分だけが取り残されている…」と、
どんどん自分を責めてしまう。

でも、どうか知っておいてほしいのです。

「あなたが今ここにいること自体が、
 すでに大きな価値がある」

これは決して、きれいごとではありません。

それでも責めてしまう自分へ

人はどうしても、
うまくいかないことが続くと

「自分が悪い」
「自分なんていないほうがよかった」

と思い詰めてしまいがちです。

とくに思春期は、
まだ心も体も成長の途中で、
感情が大きく揺れ動く時期。

「家族がいても、友達がいても、
自分なんて必要とされてない…」

そう感じる日もあると思います。

だけど、あなたがこの世に生まれてきたのは、

・親の都合であってあなたの責任ではない
・お母さんは命がけであなたを産んだ
・あなたが生まれたとき、
 周囲は本当に喜んでいた
・そして今も誰かがあなたを大切に思っている

この事実は、どれだけ自分を責めても、
変わることはありません。

あなたがいま「苦しい」と感じているなら、
それは心がちゃんと働いている証拠。

苦しさや孤独を感じるのは、
それだけ「自分」や「誰か」を
大切に思える心があるからです。

「自分を大切にする」ということ

自分を大切にする生き方。

それは、自分に甘くなることでも、
ワガママになることでもありません。

・しんどいときは「しんどい」と認める
・泣きたいときは無理に笑わなくていい
・頑張れない日があっても、
 ちゃんと自分を許してあげる

「生きるということ」は、
うまくやることや、
誰かと比べて勝つことではありません。

ちゃんと呼吸をして、ご飯を食べて、眠る。

それだけで、
あなたは十分に価値がある存在です。

「それでも自分には価値があるとは思えない…」

そう感じてしまうのは、
決してあなただけではありません。

今すぐに“価値がある”と感じられなくても
大丈夫。

自分の大切さは、
少しずつしかわからないもの。

「おはよう」と家族に声をかけるだけで、
その日が少しあたたかく始まる人もいます。

あなたがいてくれたからこそ、
誰かがホッとできたり、
笑顔になれる瞬間がきっとあるのです。

もっと読みたい人はコチラ👇
https://note.com/ryukokoro