“叱る”の裏側にある本当の願い
子ども寝顔を見て、
「また今日も怒りすぎたかもしれない…」
ふと涙がこぼれる。
今日も子どもにイラッとして、
思わず強い言葉をぶつけてしまった。
「言うこと聞かないから、
そうなるのよ!」
本当は、もっと優しく伝えたかったのに…
でも、どうして私は、
同じ言葉を繰り返してしまうんだろう?
そんな自分を責めるあなたへ、
今日は少しだけ違う視点を届けたいと思います。
「分かっているのに、止められない」
親のリアルな葛藤
私の元には、
日々たくさんの親御さんから相談いただきます。
「分かってるんです。
でも、気づいたらまた、
きつい言い方になっていて……」
テストの点数が思うように取れなかったとき。
片付けができていなかったとき。
「だから言ったのに!」と、
つい声を荒げてしまう。
その瞬間、
子どもは「自分はダメなんだ…」という記憶を
心に刻みます。
そしてその傷は、いつか
『自分を信じられない大人』
という形で表に出ることも…
「私もそう言われて育った」
無意識の“連鎖”が生むもの
「自分も親から同じことを言われてきたから…」
そう語る親御さんも少なくありません。
私たちの親世代は、
“厳しくしつける”ことが当たり前でした。
だから
「優しすぎてはダメ」
「ちゃんと育てなきゃ」
という思い込みが、
無意識のうちに心の奥に根を張っている。
けれど思い返してみてください。
子どもの頃、
親に言われて一番傷ついた言葉、
覚えていませんか?
「そんなこともできないの?」
「ちゃんとしなさい!」
「だから言う通りにしてればよかったのに…」
それは、愛情の裏返し。
でも子どもにとっては、
『自分を否定された痛み』
として残り続けます。
「怒り」の正体は、不安と責任感
それでは、
なぜ私たちは“言い過ぎてしまう”のでしょうか。
そこにあるのは、
「この子の将来が心配」
「ちゃんとした親でいたい」
という切実な不安と責任感です。
「失敗してほしくない」
「私がちゃんとしなきゃ、この子を守れない」
この“真面目さ”と“愛情”が、
時に「焦り」や「イライラ」となって、
強い言葉に変わってしまう。
本当は、
それだけ大切に思っている証拠なんです。
「伝え方」が変わると、
親子の空気も変わる
怒りをゼロにすることはできません。
でも、“伝え方”なら、
少しずつ変えていくことができます。
たとえば、こんな風に言い換えてみてください。
×「もう何度も言ってるでしょ!」
→ ○「どうやって工夫したらいいと思う?」
×「だから言う通りにしなさいって言ったのに」
→ ○「今度はどんなふうにやってみようか?」
「問いかけ」や「一緒に考える」という姿勢は、
子どもに「信じてもらえている」と感じさせます。
その瞬間、責められた心が、
少しずつ“信じてもらえた”心へと
開いていくのです。
「自分を責めないで」
親もまた、育ち直しの途中
ここまで読んで、
「ああ、またやってしまっているかも…」
と胸が痛くなった方もいるかもしれません。
でも、どうか自分を責めないでください。
完璧な親なんて、どこにもいません。
むしろ「気づけた」こと自体が、
もう大きな一歩です。
子どもを育てながら、
私たちもまた「親」として
育ち直している途中なのです。
「怒る」から「理解する」へ。
「押しつける」から「信じる」へ。
一歩ずつで大丈夫。
少しずつ、親子の空気も変わっていきます。
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